今朝早く カーテンを開くと
一面 白銀の世界です
九州に住んでいると
滅多に 出会えない風景なので
つい 気持ちが騒いで 外に
カメラを向けたくなります
先日は 米国にお住いの S様に
ご来店いただきました
外の吹雪を見ながら
こんな雪の日ではなくて 良かった~と
思いました
メールでは 何度か やり取りをしていましたけど
お会いするのは 今回が初めてです
駅に降り立った S様は
にっこり 笑顔がやさしい 穏やかな表情の紳士でした
「私は まあるい形が 好きなんです」との言葉通り
初対面の私たちを まあるく 包んでいただきました
「あらっ 窯をお二人でされているんですか?
僕は てっきり お弟子さんなど たくさんいらっしゃるのだとばかり
思っていました。」と 何度も 言われていました
ふふふ・・・
二人と言いましても ほとんどの作業を 夫がしておりまして
私は 口数が多いと言いますか 水拭き以外は
何もしていないようなもので・・
「そうなんです 作品のすべては 夫以外の誰の手も加わっていません」と
言いますと
本当に 驚いた風に 私たちを見つめていらっしゃいます
日本の大学を出てから 更に 米国の大学で学び
お店をいくつも プロデユースされて
30年以上 米国で暮らされているS様
お話も 明るくて 闊達で おもしろくて引き込まれます
今回は お母様の米寿のお祝いで 帰国されたようです
お母様は 明るくて とても 華やかさをお好きなお人柄がということで
近くの 「柿右衛門窯」をご案内しました
どちらが好みかな~と ずいぶん悩まれましたけど
お母様のお好きそうな 美しい絵柄のお花入れを選ばれました
きっと S様の心のこもったプレゼントに 感激されるだろうな~と
思いました
我が家でも お買い物をしていただき
笑顔で 帰ってゆかれました
この度も 作品を通して S様とご縁があり
お知り合いになれましたことに
心から 有難く 感謝しました