なんと 最強・最長の寒波と 

名づけられた寒さが 

この町を覆っています

 

名称だけでも 震えあがりそうですが

実のところ 私は 

温暖な気候の九州では 滅多にみられない 

このキラキラと 眩しい白銀の世界に惹かれ 

朝から 嬉々として 家の周りを写しておりました

 

 

この白銀の世界が好きなのか 

学生のころ 雪で学校がお休みになるのが嬉しくて

それが身に沁みついているのか

定かではないけれど・・・

兎に角 ウキウキしてしまいます

 

 

それにしても 底冷えの寒さです

先日 米国暮らしのS様がお見えになったとき

こんな天候でなくて よかったなぁ~と 思いました

 

S様は 米国でも温暖な気候のロサンゼルスにお住まいで

大谷さんが活躍されたスタジアムの近くに 住んでいらっしゃるらしいのです

幸い 山火事の被害は避けられたようで ホッとしました

 

作品を気に入っていただいて

メールでは やり取りしていましたけど

お会いするのは 初めてでした

 

九州に来るのも 初めてだとおっしゃるS様

主人と 二人で 有田の駅に お迎えに行きました

「どんな方だろうか・・・?」

初対面というのは やはり こちらも緊張します

 

電車から ホームに 降りられた S様は 

にっこり笑って 穏やかな表情のやさしい紳士でした

 

 

我が家に着いて しばらくして お店で

パッと スーツケースを開いて

中から 東京のお土産の「どら焼き」や 

米国のお土産の お菓子や ビスケット

それに ナショナルリーグの貴重なの記念のTシャツ などなど

次々に 取り出して テーブルに置かれます

ふふふ・・・

「なんだか 我が家に サンタさんが来たみたい」と

思いました

 

お話も 闊達で 明るくて 楽しいものでした

 

「まあるい作品が好きなんです」と お好みの作品を決めていただきました

ネットだけではなく 本物をご覧になりたかったようでした

そして

最初から 最後まで 制作のすべてを 本人だけで作っていて

誰も他の人の手が加わっていないことに

心底 驚いていらっしゃる様子でした

 

 

今回は 東京にお住いのお母様への 米寿のお祝いも兼ねて 帰国されたようです

米寿だとは思 えないほど お元気そうで 素敵なお母様のお写真を見せていただき

「何か パッと 華やかな感じのものをプレゼントしたい」と言われてましたので

一番近い 絵柄が有名な「柿右衛門窯」に お連れしました 

 

「母は どんな絵柄が好きなのかな~」と 一生懸命 時間をかけて 吟味されていました

「久しぶりに帰国して 母と温泉に出かけたのですが 数年会わないうちに

すっかり 身体が弱ったように見えて・・・日本に帰ることを考えています」とも

やはり 海外は 遠いのですね

お母様を大事に思われている その思いが しみじみ 伝わってきます

 

 

そういえば 15年前に逝った 母の命日が 近づいてきました

好きだったお花をもって お墓参りに行ってみようと 思いました

 

佳秀窯HP ↓

 https://www.nishiyama-tadashi.com