この秋 関東に住む Eちゃんが ご親戚の法事で
九州を訪れる予定だということがわかりました
さっそく、
「Eちゃん 有田まで足を延ばしませんか?」と お誘いしたら
「行くよ~!」と 嬉しい 二つ返事
数日前から この日を 楽しみにしていました
その日 素敵なグレイヘアを ふわふわと なびかせて
Eちゃんは やさしい笑顔で 有田駅に降り立ちました
久しぶりの再会です
20年近く前になるでしょうか
Eちゃんと お母様とのご一緒の旅で
我が家の小さな展示室に 立ち寄ってくださったのが
最初の出会いでした
関東一円での個展の度に 会場に 駆けつけてくださったり
転倒して入院した折には 毎日 メールを送ってくださったりして
応援し 励まして くださいます
けれど 個展の折には いつも バタバタと しておりますし
私たちは 個展後は サッと 帰宅しなければならないので
二人で ゆっくり会うのは 初めてです
今回は 時間も限られていることから
有田のご案内というより ゆっくり ふたりで 過ごすことにしました
都会から来られた Eちゃんには
紅葉が 始まりかけた 黒髪山を 見せたくて
車を走らせました
「空気が違うわね 気持ちがいい~」と 喜んでくれました
街中の 食事処で ゆっくり おしゃべりをして
過ごしました
優しい笑顔のEちゃんに 向かい合っていると
なんだか こちらまで
穏やかな 気持ちになります
それから Eちゃんが 偶然 新聞で見つけたという
ドイツから見えられた奏者8人による クラッシック演奏会
「是非 一緒に行きましょう」と
誘ってくれました
ふふふ・・可笑しいことに
地元にいる私は 演奏会のことは
知りませんでした
それに・・・
クラッシックというと なんだか 敷居が高くて
一人では なかなか 行かないのですが
二人だと 行ってみようかな~という 気分になります
会場は 小高い丘の上になる 炎の博記念堂
音響がとても良い造りになっていて 素敵な建物です
シューベルト ベートーベン モーツアルト などなど
素敵な演奏が続きます
生の演奏を聴くのは 滅多にないことです
夫がつくった やきものを とても
大切に 長く 愛用してくださっている
Eちゃん
こんなに親しくして頂いて
不思議で なんとも 有難い Eちゃんとのご縁なのです
佳秀窯HP ↓
https://www.nishiyama-tadashi.com