昨日は お皿を両手で カチカチ鳴らして踊る 道囃子 や
笛や 鐘や 太鼓の音を 響かせた 戸杓浮立など
町を挙げた 有田皿山まつりも 賑やかなうちに 終わりました
もこもこの 夏雲に変わって
筆で書きなぐったような 面白い雲が 秋空に浮かんでいます
今朝 いつものように
早朝の散歩から帰ってきた 夫が
「駅に自動改札ができてたよ」と 言っていました
有田の駅も 数年前から 窓口業務は限られた時間だけになっています
先日 町のスーパーに出かけたら レジがなくなり
自分で ピッ ピッ と 商品のバーコードを機械に当て
ピッ と 支払いを済ませ 買い物袋に自分で入れる
そんな システムに変わっていました
そう言えば 先日友人といった レストランでも
ロボットさんが お料理を運んで来てくれました
人手不足問題とは 都会の問題なのかと 思っていたら
そうでは ないのだと 最近特に 暮らしの中で
感じることが多くなりました
今日は 用事があり 町の大きな銀行に 行きました
たいがいは ATMでことは足りるのですが
窓口の対応が必要な要件です
仕事を早めに終わらせて 午後2時ころ
銀行のロビーをうかがうと 席もまばらで お客様は少ないようです
シメシメ
受付の番号札を機械から取り出して 待ちます
しばらくして 「23番さん」
呼ばれて 要件を聞かれ 「しばらくお待ちください」と言われて
ふたたび 椅子に座って 待っていると
「24番さん 25番さん 26番さん 27番・・」
後の番号の人が 次々に 呼ばれていましたので
「少し 早めだったのでラッキーだった 」と 思いつつ
バッグから本を取り出して 読んでいました
しばらく待って ようやく 私の名前が呼ばれて 手招きされる窓口に行くと
「今日は すごく多くて 長くお待ちいただかなければなりません。
日を改めて出かけてきてもらえませんか」と
「えッ?」
丁度仕事も区切りがよいところだったし 我が家から少し離れた
この銀行に出かけるのは ちょっと 億劫なのです
ましてや 窓口に並ぶのは苦手です
多いと大変なので 今日済ませたかったのです
「しばらくの時間でしたら 待ちます。
それに 私の受付番号は早い方の番号だと思いますけど」と 私も負けじと食い下がってみます
「実はですね きょうは 行員が少なくて困っているんです」と
「定期の利息が 0金利から 少し上がっているので 書き換えをと
別の行員さんから 勧められたのですが・・」と私
「そのまま 来年の夏まで この低金利のまま 持っていただくか
日を改めてきてください」と 受け付けてもらえない様子です
私の雀の涙ほどの へそくりだけど・・・
ちょっと ムッときたので 「定期を解約したら早いでしょうか」と
言ったら
「それでも お時間を頂きます」と その行員さん
もう無理だと思いました
機能していないのです
「ダメだ」と あきらめて帰ることにしました
ふふふ・・・ケンカ売らなくて良かった
いや 少し 売ったかも
銀行を出るころには
近い将来 こんな 会話もなくなるくらい 人がいなくなるのかも・・と
ちょっと 寂しく 感じました
「よし この次ここに来るときは ATMで 定期の書き換えができる時だ」
金利や 期日 など 自由に選ばれて 「ENTER」を押すと
「あいよ!」と AIの威勢の良い返事が返ってきて
アッという間に 処理ができることだろう
その日まで 元気でいよう!!
佳秀窯HP ↓
https://www.nishiyama-tadashi.com