少し前の夜半 窯の方から にゃん にゃん と
小さな猫の鳴き声が 聞こえたような気がしました
家人に 「ねぇ 猫の鳴き声 聞こえなかった?」と聞くと
誰も 「聞いてないよ」と 言うので
丁度 一年前の 今頃だっただろうか
我が家の近くに 迷い込んだ子猫を拾って
大騒動したのを思い出しながら
良かった・・聞き間違えで
まさか 今年も・・・ということはないだろう
そう思っていたら
数日前に 隣家に住む本家の義姉さんが
「いる~?」と やってきて
「あのね 昨晩 近くで一晩中 ミャン ミャン 猫の鳴き声が聞こえてきて
眠れなかったのよ 気づかなかった?」
幸いと言ってはなんだけど 我が家には 聞こえてこなかった
動物好きで 犬や猫を飼って 可愛がっている 義姉さんは
動物に愛情があり 気になるらしい
「お父さんが 探すなよ 見るなよ 飼うのは絶対ダメ と
繰り返し 言うのよ」と 言っています
ネットで 可愛い 猫や ワンちゃんたちの 動画を見ていると
「かわいいな~」と つい見入ってしまうけれど
動物を飼うことがどんなに大変か 想像は出来るような気がする
義兄の気持ちも 義姉の気持ちも わかる
義兄は 「おそらく誰かが子猫を捨てに来てるよ
子猫が ひとりで 国道を超えて渡ることは無理だし
一匹だけというのはありえないからね」という
だれが こんな 毎年 同じところに 子猫を捨てに来るのだろうか?
そして 先日 ふたたび 義姉さんがやってきて
「見たよ 見た! 冷房の室外機の後ろから
ヒョイと 出てきて サッと逃げていったよ」と
義姉さんは 水をすくう様に 手のひらを小さく合わせて
「これくらいの 小さな子猫で グレトラ柄だった」と
あわわわあ~~! 義姉さんは もう その気になっている
「あのね うちの中では お父さんが反対するから
倉庫を片付けて スペースつくって 箱の中で飼おうかと思っているの」と
嬉しそうに 言います
子猫が生まれて 飼えなくなった人が
あちこちに 置いていくのだろうけれど
こんな 国道の車の多い場所に どんな気持ちで捨てていくのだろう
それにしても 動物愛にあふれる 義姉さんが
スゴイと思えてならない
佳秀窯HP ↓
https://www.nishiyama-tadashi.com