しばらく雨が続いて 今年の開花は遅いかと思われましたが

急な気温上昇で 蕾が ポッ ポッ と 花開き

一気に 桜が満開になりました

 

近くの九州陶磁文化館の桜も 春爛漫の景色です

 

 

いつもの坂道も見事に咲き誇っています

 

昨年から 友人のM子さんと 「今年は 松浦鉄道に乗って 一緒に お花見をしようね」 と

約束していました

有田から乗車して 伊万里をまわって 平戸口で美味しい海鮮料理を食べる計画です 

美しい桜のアーチの下を 各駅停車の松浦鉄道で ゆっくりと 潜り抜ける 小さな旅 

M子さんとは 久しぶりの再会で ウキウキ 子供の修学旅行みたいに

とても楽しみです

 

 

有田が始発の電車は空いています

私達の前には スイスから来たという 笑顔の素敵な若いカップルのお二人

日系の女性は 日本語がペラペラで おしゃべりが弾みます

途中下車したお二人に 手を振って お別れをした後は

 

「元気でしたね お天気で良かった」

M子さんと 二人で会う時は 

お天気が良くて お互い体調がまずまずで 家族の都合がつくとき

決して お互い 無理をしない事 が 暗黙の了解

都合がつかないときは 「アッ そうね じゃあ また次にしようね」で終わる

今回は たまたま 都合がついたのです

 

まだ 少し 桜の開花には 早いのかな~といいながらも

車窓からの景色は 春の陽射しを浴びた  

ピンクや 赤や 黄色の草花が 沿道に 咲き誇っています

山桜も ところどころに 見られます

そんな風景を 横目で眺めながら

食べ物の事 健康の事 大谷さんのお嫁さんがとっても素敵だったね などなど

おしゃべりは尽きません

 

「海が近づくにしたがって 駅名に 浜 や 浦 や 波 の文字が入ってくるよね」と私

「ホラッ 潜竜ヶ滝‼」

「エッ? センリュウガタキ⁇ 」 そんなとこ前に通ったっけ・・・・

あわてて行き先掲示板を見ていると 次は 

「清峰高校前 ⁇ ⁇」 あの甲子園で活躍する「清峰・・・・」

ナニ ? ナニ? 来たことがない!!

 

大慌てで 運転手さんに 「あの 平戸口は過ぎましたか?」

運転手さん 「ずっと 前に 過ぎましたよ」

なんと おしゃべりに夢中になって 気づかなかったみたいなのです

「次の 佐々駅で降りて 乗り換えてください」とのこと

 

はじめての 佐々駅降車

改札口をくぐって M子さんとふたりで お腹を抱えて 大笑い

目的地の平戸口から 言うに40分乗り越していたのです 

今から 有田に戻るには 2時間20分かかることに

 

夕飯の準備がある 一応 主婦のふたり

駅前のスーパーに駆け込んで お弁当を買って

電車内で 笑いながら 遅い昼食を食べました

 

新鮮なお魚がたっぷりの 海鮮料理のはずが・・お弁当に・・・トホホ

 

 

「今日は 楽しかった~ 忘れられない旅になったね~」と M子さん

私の周りには なにやら こんなハプニングが多い

それでも 笑って 笑って 涙だ出るくらい 笑いあって

思い出を 一つずつ 残してゆきたい

 

嬉野市に咲く 100年桜 こちらも満開でした!!

 

佳秀窯HP ↓

 https://www.nishiyama-tadashi.com

 

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