各地で 桜の開花がきかれます
我が家も やっと 昨日 素焼きの窯が入り
昨晩遅く 火が止まって
窯の熱が下がるまで 少しのお休み
昨年から
「春になったら 松浦鉄道に乗って 桜を見に行くよ!」と
折に触れ 家族や友人に 広言していたのですが
いざ その時になったら
昨日の窯の疲れもあってか
出かけるのも 何となく面倒くさく
朝から 出かけようか 家でゴロンと休んでいようか
ぐずぐず 迷っていたら
「お花見も この時しかできないだろうに
行ってきたら」と 夫から言われ
う~~ん 自分で言っておいて
「口ばかり」と 思われるのもシャクだし
何となく 後に引けなくなってきた・・
「ヨシッ! 行こう!」
気が変わらないうちに 早速準備に
バッグに 飴玉 お茶 カメラ 携帯 帽子・・
何かあったときの為に 保険証 手帳 お薬 カットバン めがね
使わないものがほとんどなのに なぜか
持っていないと 心配になる タチで
出かけるとなると 相当な重量になってしまう
いざ 必要なものを 取り出すのに
すぐに見つけられず バッグの中をかき回している
難儀な性分に 我ながらあきれているが
どうにもならない
大概の物事には 大雑把で いい加減なのに
周りは 可笑しがるけれど・・
夫などは 出かける時には バッグも持たない
ポケットに 財布 ハンカチだけで 事足りている
身軽なものだ
さて 膨らんだバッグを片手に 有田駅へ
駅の3番乗り場に 一両編成の松浦鉄道が止まっています
伊万里に向かって 30分ほどで
今度は 佐世保行の電車に乗り換えます
ガタ ゴト 各駅停車のゆっくりした 小さな旅
桜の名所で有名な 「浦ノ崎駅」が 車窓から見えてきました
本当は 降りて ゆっくり 見てみたかったのですが
降りたら 次の電車を待つのに 1時間
今回は 車窓からのお花見だけにしました
ふふふふ・・・
車窓から カメラを向けてたら
向こうからは 桜の中を通り抜ける 電車を写している方がいます
きっと 向こうからの景色も きれいなのだろうな~と 思いました
今回も 日本最先端の駅 「平戸口」で下車しました
駅舎を出たら 大きな観光案内の地図があります
それから 10分ほど 坂道を下りて行って
海が見える 「平戸瀬戸市場」に向かいます
お目当ては 新鮮で美味しい海鮮料理のあるレストラン
今朝 迷って出発が遅れたせいで
レストランは 3時で閉まっていました
市場の方に 食事処を尋ねたら
すぐ近くの「萬福」さんという食堂を教えてもらいました
「海鮮丼ぶり」をお願いしたのですが
ご飯が見えないくらい 脂ののった新鮮で大きなお刺身が
こんなにたくさん盛られています
お腹いっぱいになりました
再び 市場に戻って
お土産に 平戸田平の特産の 「かんころもち」を
買って帰りました
「ベニアズマ」という品種のサツマイモと
もち米 砂糖 でできた お餅です
そのままでも 焼いて食べても 甘さも控えめで
とっても美味しい お餅です
心も お腹も 十分 満足して
再び 桜のトンネルを抜けて 有田に帰ってきました
最初は 迷いましたけれど
心も 身体も リフレッシュできました
お休みをくれた家族に感謝です
さて 十分に楽しませてもらった後は
本窯に向けて 頑張らなければなりません
忙しくなりそうです
佳秀窯HP ↓
https://www.nishiyama-tadashi.com