素焼きの後の 水拭き 釉薬かけ 仕上げ・・・
さまざまな作業を経て ようやく 本窯が入りました
昨日早朝に 窯に火が入りました
1300度の焼成温度で 白磁や青磁の艶やかな衣をまとって
生まれ出てきます
ドキドキ ハラハラ ながらも 窯の無事と
作品がきれいに上がってくれますようにと 祈る思いの窯焚きです
まる一日がかりの窯は
無事に終わり 今朝早く 火が止まりました
まだ 夏の続きのような暑さで 街中では
半そで姿の人が多く 汗をかきかき 働いています
我が家は 窯の火を止めた後も 窯の熱は充満し
ジッとしていても 暑さは じんわりと 汗となって
伝わってきます
窯を上げるまでの数日 ひと休みです
とはいっても・・
今日は 今月26日から始まる そごう広島店で開催される
有田陶芸協会「有田の匠展」の搬入日で
商工会議所に 作品を荷造りして持参しなければなりません
ついでに諸々の用事を済ませ バタバタと
今日も 忙しい一日です
仕事を済ませ 本屋さんに立ち寄ったら
来年の手帳や 家計簿 が ずらりと並んでいます
もう そんな時期なのでしょうか
身体と心は まだまだ 夏にとどまっている感があるのに
月日は とどまることはなく
走り続けているようで
なんだか 時の流れに
置いてきぼりにされているような
不思議な感じがしてしまいました
コロナも徐々に 収束に向かっているようですし
遅ればせながら 静かな 今年の秋の訪れを
ゆっくりと 味わってみたい気がしています
皆様も どうぞ 季節の変わり目 ご自愛くださいませ
佳秀窯HP ↓
https://www.nishiyama-tadashi.com