今朝 窓を開けたら 昨晩までの雨は上がり
お天気になっていました
清々しい朝の空気に
今日は お洗濯ものも乾きそうね~と 背伸びをし
いつもの癖で 窓辺の胡蝶蘭に目をやったら
なんと 膨らんだ蕾がはじけて お花が咲いていました
昨年の夏 玉川髙島屋での個展の折 Hさんから戴いた 胡蝶蘭でした
いつも大切に持ち帰るのですが
毎回 戴いても 枯らすばかりで 冬を越せなかったのです
Hさんご夫妻は 毎回個展のたびに 会場に駆けつけてくださっていました
昨年は 「体が思うように動けなくて 会場に行けなくて ごめんなさいね」と
ご丁寧にお電話を頂き 美しい胡蝶蘭を送ってくださったのです
冬も あたたかい部屋に置いて
窓越しの光をあて
時折 お水をやったりして
それでも・・・
3本あった茎が すでに2本枯れてしまって
情けないやら 悲しいやら
申し訳なくて 仕方がありませんでした
残りの一本を何とか残したい 必死でネットを検索
節目を3段くらいのこし 茎を切ることを教えてもらいました
枯れかかった茎の節から 奇跡的にも 新しい茎が出て
ゆっくり ゆっくり 茎は伸びて行き
その先端に 小さな 蕾をいくつか付け始めました
いつも いつも 枯らすことばかりだったのに
その一つが 花開いたのです
早速 Hさんご夫妻に 写真を送ろうと思います
お二人のやさしい笑顔が 目に浮かびそうです
間もなく ワクチンも 広く 行き渡っていくのでしょう
もう少しの辛抱ですね
長いトンネルの先に 微かに 明るい光が見え始めたような気がします
佳秀窯HP ↓
https://www.nishiyama-tadashi.com