ちょうど 各地で桜が満開になり お天気も良くて

皆様 お花見を楽しんでいらっしゃる頃ではないでしょうか?

我が家のすぐ近くの 九州陶磁文化館の桜も 今が 丁度見頃のようです

 

素焼きのあと 釉薬かけ 仕上げ ハマ作り 仕上げ など

やっと 本日 本窯に火が入りました

 

昨日午後から 窯を積み始め 天井までぎっしり

積み終えて ホッとしたのは すでに 日付が変わった夜中の2時

 

それから

少し 睡眠をとって 今朝早く 窯に火が入りました

 

雨風が激しくなるという予報が出ていて 心配しましたが

雨もひどくなく なんとか 先程 無事に本窯の焼成が終わりました

 

数日置いて 中を見るまでは 安心できないのですが

先ずは 終了し ホッと しています

 

あとは 無事に作品が上がってきてくれることを 祈るばかりです

数十年前 結婚式場で 師匠の 中村清六先生が

「昔から この有田の町では 窯焼きは 世話焼きと言われています」と ご挨拶されたことを

昨日のことのように思い出されますが

窯のたびに 本人も 家族も ひやひや ドキドキ

窯の無事を祈りつつ 不安と 心配と 入り混じる緊張の時間を過ごします

 

 

窯をあげたら きれいに焼きあがっているか どうか また 心配しなければなりません

窯を終えて 上げるまでの この数日が 私たちにとっては 至福の時ともいえる時間なのです