今日は 朝から あいにくの雨になりました
いよいよ 今年も残り日少なくなってまいりました
皆様 お忙しい日々を お過ごしのことと思います
我が家も 急ピッチで 素焼き前の削り作業が 連日続いていますが
数も多く 夫も毎日頑張っているので 口には出せませんが
どうも なんとなく 素焼きで 令和元年を越すことになりそうです
どんなに急いでも 途中の作業も 仕上げも 丁寧にしないと 結果に出ます
ここまで来たら 時間をかけて じっくりとです と
どこかで 腹を据えて かかるしかありません
私も 只今 水ぶきを手伝いながら
贈答品の発送に 頑張っているところです
今年は 我が家でも 秋の増税で何かと 右往左往しました
小さな工房の片隅に 小さな展示場をおいていますので
どのカードにも対応できる端末に 変更しなければなりませんでした
その説明書たるや ローマ字やカタカナ 数字が多いこと
朽ちかけた脳をなげきつつ 悪戦苦闘したものです
近くのスーパーのレジでも同様でした
え~と ここのスーパーは どのカードだったっけ?
カードを出してみたら 「うちは現金です」と 言われたり
カードを使えても その種類で レジ担当の女性も ボタンを探さなければなりません
「え~~と」と 覗き込まれているので 気の毒になって
「あっ 現金にしますか?」と 言うと
「ありがとうございます それじゃ ポイントカードを」と 言われ
こんどは 自分の財布の中の 整骨院や 歯医者さんや 図書館のカードなどの中から そのお店のポイントカードを
さがさなければなりません
ある日 レジに立つ女性が 「もう こんな混乱することしないで 何月から10%としてほしい」と ぽそりと
言われました
カードを使うことで 小銭を探す手間は はぶけましたが
たしかに この混乱は 日々の生活の中でも大きかったような・・・気がします
しかし 私も れっきとしたおばさんですが もそっと お姉さんたちは
堂々と お財布の中を覗き込んで 現金を出されています
少々 待ったとしても たいした時間でもなく 貫禄があります
そんな年配の女性の後に 並んで待っていたら レジの女性が 私のほうを見て にっこり微笑まれました
「ごめんなさいね 待ってあげてね・・」という感じの あったかい微笑みでした
きっと 母が生きていたら お財布を持ち歩いていたでしょう
それぞれの自由な選択で それを認め合って
いいのかな~と 思ったものでした
さて 私は どんな おばあさんになるのでしょう?
時々 近い将来のことを想像してみたりしています
「まずは 今のそそっかしさを どうにかしてほしい・・・」と
家族は口をそろえておりますが・・・・
佳秀窯HP
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