普段 めったに 両親の夢を見ることはないけれど

先日 ぼんやりとした夢の中に 

父と母の姿が ありました

揃って 穏やかな表情をしていました

 

あちらでも 仲良しで暮らしているんだな~と 

夢の中とはいえ 嬉しい気持ちになっていました

 

 

そう言えば 母の命日が 近づいていました

母の逝った日は 雪の降る とても寒い日でしたが

今年は 例年より暖かで やわらかな陽射しをあびながら

緩やかな坂道の途中にある 実家のお墓参りに行きました

 

 

すでに 兄が きれいに掃除をしてくれていて

赤い蕾のついた梅の花や 菊の花を 供えてくれていました

偶然 白梅と菊の花を持参した 私のも加わって

お供えの お花がいっぱいになりました

 

母は 亡くなるまで いいおじさんと おばさんになっている 私達 子供達のことを

「〇〇ちゃん」 と 兄や私のことを

「ちゃん」付けで呼んでいました

人前では ちょっと気恥ずかしかったけど

やっぱり そう 呼ばれると 嬉しくもありました

 

「さとこちゃん ありがとう 」と よろこんでいる

母の笑顔が浮かぶようでした

 

 

帰途 挨拶かたがた 兄の家に立ち寄ると

義姉が 美味しい 煮豆をお皿にのせて 出してくれました

 

 

仕事で忙しい中 義姉は

母が大好きだった 煮豆を 上手に煮てくれて

母の命日を 供養してくれていたのでした

 

美味しい煮豆を頂いた後に 言葉がつまって 

上手く言えませんでしたけど

感謝の気持ちで いっぱいになりました