数日前までの暖かさとは 打って変って

今朝は 底冷えの寒さです

窓の外では この冬 初めての みぞれが降っていました

 

先月の末に やっと 窯が上がりました

きらきらと うれしい光を放って 生まれてきてくれました

数か月にわたる制作の日々を思うと

窯の中の 作品たちが どうか 無事に上がって来てくれますように

祈るような気持ちで 窯上げの朝を迎えます

 

厚い扉を開けて ごろごろ 滑車の音を響かせながら

作品が生まれ出てくる瞬間は ドキドキ です

 

 

1300度の炎をかいくぐって 生まれたばかりの作品は 

まだ熱がさめやらなくて

二重に重ねた軍手をはめて  一つ ひとつ

棚から下ろしていきます

「あ~きれいに上がってる」「良かった~」

うれしくて 有り難くて ・・・

どんなに手をかけても 窯は 上げてみないと わからないのです

今回も きれいに生れて来てくれました

今年最後の 感謝の窯上げとなりました

 

いつもながら 気持ちよく お待ち下さいました 

K様へも きれいな仕上がりの作品をお渡し出来て

感謝と お礼の気持ちでいっぱいでした

 

 

今日の昼下がり Y県に住む 従姉のKさんから 

「桜も紅葉するの? って あなた 聞いてたでしょ? だから

庭に咲いた もみじ と さくら の葉を 入れておいたわ」と

ひらり ひらり と 手紙に添えて 届けられました

色鮮やかで とてもきれいです

ありがとう!!

 

 

北海道に住む 親戚のYちゃんからは

「姉ちゃん元気? こちらは 雪になったよ~」と

雪のたよりです

北国では また きびしい冬を迎えるのですね~

厳しい雪国は辛いだろうな~と 案じられるのに

「姉ちゃん 無理しないでね!」と メールの最後を結んでいます

 

 

まだまだ 工房では忙しさが続く 毎日ですが

あちら こちらから あたたかい便りをもらって

私も 頑張らないと!! 

いつも ありがとうね~