そろそろ 各地から 桜の開花のニュースが

とどいて来ていますが

町の 九陶の桜は 今年は 少し 遅れそうです

 

 

先日3日に 窯上げした作品は 全てとは言えませんが

追加注文の分まで 

ほとんど綺麗な仕上がりで 上がってくれて

胸をなでおろしました

 慎重に点検をした後 桐箱に詰めて 

百貨店様や 楽しみに待っていて下さるお客様に

大急ぎで 発送の準備です

この発送の方は 私の仕事です

 

夫の方は 次の窯の準備に・・・

たくさんの新しい作品を詰めた 個展の作品を

昨夜遅くまで 窯積みしました

そして今朝 早く 火を入れました

 

 

グオオ~オ! 激しくあがる炎は 窯のバーナー口から点火されます

 

 

いよいよ 本窯の始まりです

窯の中は 生き物のようにうごめきます

 

 窯の 作品の大きさ 詰め具合 数 などなど

その時の窯の具合で 時間や 温度の上げ方を

夫は 1時間ごとに 調整しながら 焼成していきます

 

 

窯の温度が どんどん上がっていきます

 

 

只今 1200度の焼成中

これから 釉薬が溶けだし

白磁や 青磁の 美しいベールを纏っていきます

 

 

折角 何カ月もかかって 一生懸命作った 作品が

とれなかったら どうなるだろう・・・

 

毎回 不安と心配をかかえながら

夜半まで 緊張の時間が 続いて行きます

 

目に見えないもの 結果は誰にもわからない

不確かなものと 向き合わなければなりません

 

目に見えない 何かに 祈るような

緊張の時間が 続いて行くのです・・・

 

佳秀窯

http://www.nishiyama-tadashi.com/