あれこれと 忙しさにかまけていたら

随分と ブログは ご無沙汰しておりました

その間も 季節は 行きつ戻りつしながらも

川は温み 土や 木々 草花も 芽吹き始めたようです

今年も 我が家の小さな鉢植えの 木瓜の花が 咲きました

 

 

さて 我が家の工房も 新しい春の息吹が 生まれようとしています

それは 土のかたまりに ポンとのせた 一本の親指から

始まるのです

 

 

最上の厳選された 白磁の陶土は 

初めからこのように 美しい色をしています

 

グ~~と こぶしに力をいれて

深く 掘り下げられます

 

 

左手で外側を 右手で内側から

厚みを調整しながら 薄く 立ち上げていきます

 

 

口径は 手の感覚と 棒で絞っていきます

 

 

横から のぞくと このように 

白磁の花瓶が誕生しています

 

 

早回しで 中継しましたけど

やはり時間は じっくりかかります

 

夫は この道を歩き続けて

もう43年目に入りました

 

長い 長い 道のりですが

たくさんの作品に いのちをそそいでいく仕事

毎日 ろくろの前に座って

大変なこともありますが 

喜びと 感謝を感じつつ

歩き続けています・・・

 

次回は 削りを ご紹介します

 

 

佳秀窯

http://www.nishiyama-tadashi.com/