今日も 朝から 青空が広がる
穏やかな一日でした
今年は この町に 磁器が生まれて
400年目にあたるらしいのです
私が この町に嫁いできて
1 2 3・・・指折り数えて はや26年
この町の歴史の中に どっぷり
つかっているはずなのに
町のあちこちにある記念碑の
これは? あれは? と問われれば
首をかしげるばかりで・・・・
そこで 折々に 記念碑をあらためて
みてみようかしら・・と
先ずは この町に 磁器を広められた
李参平さんの記念碑から 行ってみました
1592年~98年 文禄・慶長の役で
豊臣秀吉の朝鮮出兵の折りに
鍋島直茂に連れて来られた
陶工 李参平さんが 1616年に
有田の泉山で 磁器原料の陶石を発見し
日本で初めて 磁器を焼成されたのが
有田焼の始まりだそうです
この「陶祖李参平碑」は
有田焼創業300年を記念して
100年前に 眼下に有田の町を一望できる
小高い丘の上に 建てられた碑です
そこから 車で少し離れた
磁石場のすぐそばに
李参平さんの 磁器製造の坐像が 祀られています
静かで 威厳があり
近寄りがたい坐像です
磁器なのに 実際に
坐して じっと 静観されているような
緊張感を覚えました
また 折りをみて 磁石場など
行ってみようかな・・と 思っています