今日は 雲ひとつない 澄みきった

秋空が広がり

気持ちの良い 朝を迎えました

 

 

夏からずっと 作りと 削りの日々が

続いていました

難しい蓋碗の削りを終えて・・・

 

 

素焼きの窯積みにとりかかります

 

長いことお待たせして 申し訳ないと

心苦しく感じつつも・・・

 

型や機械を使わずに 夫 一人で

一つ ひとつ 手を掛けて作る作業は

どうしても 手間と時間がかかります

 

 

お慶び事の壷や 中国茶のお碗や 

お花入れや 食器の数々・・

「ゆっくり待ちますよ」と 心待ちにして下さっている

お客様のやさしい言葉に 応えるように

 

丁寧に 心をこめて 夫は 

日々 作り続けています

 

 

私は細々の手伝いしかできないけど

窯積みは 二人の共同作業です

「もう少し もう少し・・・」 積み終えて

扉を閉めて ホッと します

 

 

夜まで続く 窯焚き

これから いよいよ 本窯まで

忙しく なりそうです・・・