冬と春が行ったり来たり

それでも 自然は時を知って

春の息吹が静かに 始まっているようです

 

 

さて 本日 個展前の最終の窯上げ日

この日までに 取り組んできた作品の数々が

厚くて 重い 一枚の窯の扉の向こうに

 

ハラハラ ドキドキ 緊張の一瞬

 

 

丸一日 高熱の炎をくぐって 生まれて出た作品達

今度の窯は どうだったろうか

夫も無言で向き合う一瞬だ

 

ありがたいことに

大方の作品が 綺麗に上がってくれました

 

一つひとつを 棚からそっと 下ろしながら

ほっと安心する気持ちと 

誰にとも 何にとも わからないが

感謝の気持ちで いっぱいになってくる

 

 

それでも 夫は あそこが ここが と

納得いく分と いかない分とあるようで・・・・

きっと それは 永遠に 続いてくのだろう・・・

 

 

今回は 初めて 陶ばこが出来ました

玉手箱のように 中には 自分好みの

お料理がいっぱい 彩りよく

飾られることでしょう・・・

 

 

こうして 別に蓋も付けていて お楽しみを

そっと あとに残しておくことも・・・

器の渕も 蓋にも 全て釉薬がかかった

優れものです!

これは 普段でも 重宝しそうです!

 

 

北九州市での 個展の開催は

 

時 3月12日(水)~18日(火)

場所 小倉井筒屋 新館7階 美術画廊 

 

お近くにお越しの節は 是非 ご高覧下さいませ