窯の熱が自然と下がるのを待って

徐々に 重く厚い扉を 開いて行きます

 

少し開いた扉から ちょっと覗いてみたり

期待と不安の ハラハラドキドキの時間

 

夫がガラガラと 重い台車を引き出し 

キラキラと輝きを放ちながら 作品達が生まれ出てくる瞬間

 

 

1300度の高熱をくぐり 透明のベールに包まれた磁器に

この瞬間に これまでの労苦が吹き飛んで 

「よく 生まれてきてくれたねー!」という思いで 

胸がいっぱいになります

 

 

まだまだ熱さが残り 軍手を二重に重ねて 取り出していきます

目立った傷もなく 上々に上がってくれているようです

これから 眼鏡を掛けて じっくり点検をして 荷づくりです

 

 

時:7月3日(水)~9日(火) 午前10時~午後7時

場所: 千葉三越 7階 特選画廊

花瓶 花器 鉢 日常食器の数々を展示いたします

皆さまとの再会やおしゃべりもすごく楽しみにしております 

 

 お近くにお出かけになられましたら

どうぞ ご高覧下さいますようご案内申し上げます