朝夕は 涼しい風が 工房の窓から 入るようになってきた。
夫は 朝食の後 仕事にかかる前に スケッチブックを抱え 散歩に出かける。
小さい頃 遊びまわった 野山を 一人で 静かに 歩くのが 至福の時らしい。
今朝 帰宅してから「花が綺麗だった。」と言ったので 私も 一人で 散歩道を辿ってみることにする。
百日紅の木が 空に向かって 気持ちよく 延びている。
まだまだ 夏の花も 頑張っている。
つゆ草が 庭先に ひっそり咲いていた。
山を越え 柿右衛門窯の前を通って 川沿いに緩やかな坂道を下っていく。
気持ちの良い 有田の朝の風景でした。