梅雨に入っているが今日は青空が広がった。

今日も朝から夫は仕事に追われる。大きな花瓶や鉢を制作し、乾燥の具合を見ながら成形を進める。その合間に小さな作品を同時に制作して行く。すべてろくろ成形。

轆轤は木べらを使って引きながら形を作っていくので、内側に木目が残る。それを水を含ませたさらしで丁寧に拭いていく。小作品の内側を拭くのは私の仕事だ。家庭の中で大切に気持ち良く使って頂くためにこちらの気持ちも真剣に丁寧にむらが出ないようにしなければならない。

仕上がりに素直にでるので、制作過程の作業一つ、一つが大切で気が抜けない。私の水ぶき作業も大事な作業だ。夫から「大きいも、小さいも作る気持ちに変わりはない。作品に思いが入るので作業は丁寧にするように」と言われている。

合間を見て、緊張をほぐすため少し散歩する。

鮮やかな色合いの紫陽花。

少し坂を上るとアヤメがやさしく迎えてくれる。

そして、私の大好きな がく紫陽花。

癒されるひと時だ。90才を越えられたご婦人がいまだ草を刈って手入れをされているとのこと。それでこんなに美しい花を咲かせているんですね。ありがとう!花にも御婦人にも感謝です!