初日は初夏を思わせるような良天候で皆さん早朝よりお見えになる。気の早いお客様は実は市が始まる先日の28日よりお見えになっている。やはりお買い得の吟味が早くご自分の探すものを求められて次へまわられる。
私たちも個展が終わったばかりで、展示室はもぬけの殻状態で二人で一晩かかって作品を展示して床に就いたのは28日の朝方の6時。が、7時半ピンポンピンポン「おはようございます。」さわやかな笑顔の大分からのお客様。早朝より家を出られたそうで本当に焼き物がお好きな方だ。楽しんでいらっしゃる。1年に一度、懐かしい焼き物ファンがつめかけるお祭りだ。私たちもへこたれていられないそしてお話しするのは本当に楽しい。価格のことになるとばあさまの私を「お姉さん」と呼び、売値を下げさせるお客様。攻防戦が始まるがそれも楽しい。きまって最後は「あははは・・・」笑って帰られる。これも毎年の陶器市のお客様の醍醐味だろう。それが私もたまらなく楽しい。いえ、お姉ちゃんと呼ばれるからでは決してありません。販売する私の横で夫はお茶を入れるのに忙しい。お好きな方は夫と作品の話をしていかれる。夫は口下手だけど懐かしい方々がお見え頂くのは有難く楽しそうだ。
初日はごった返し、いつご飯食べたかわからなかった。娘も絵葉書を書いたものを販売し、お客様と楽しそうだ。
今日はあいにくの雨だが小雨のようなのでいいかなあ。